敗北必至!ナチはなぜ戦争を?『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』を紹介

人文科学

こんにちはロウシです。

いつも記事を一読してもらってありがとうございます。

ナチス・ドイツはなぜ敗北必至の戦争を続けたのか

皆さんも一度は疑問に思った事があると思います。

今回はそんな疑問に答えてくれる『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』について紹介します。

ナチス・ドイツがいかに滅んでいったかを教えてくれる一冊です。

この記事でわかることはこういったことです。

  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』のあらまし
  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』の魅力
  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』がおすすめの人

『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』のあらまし

なぜ敗北必至のナチ・ドイツは戦い続けたのか。

本書はナチズム研究の世界的権威 イアン・カーショーが1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件から、1945年5月8日の降伏までの約10カ月間を描く。

第三帝国はなぜ敗北するのが目に見えていたのに戦い続けたのか。

そんな疑問に答えてくれる名著。

<こんな人におすすめ>

『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』はこんな人におすすめです。

  • ナチスドイツについて知りたい人
  • 独裁について知りたい人
  • ナチス・ドイツがどうやって終わったか知りたい人

『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』のオススメ3ポイント

ナチ・ドイツがどうやって終わったか知れる

一つ目のオススメポイントは、「ナチ・ドイツがどうやって終わったか知れる」です。

私達は歴史の授業でナチスドイツが降伏して敗北したことは教えられます。

しかしナチスがどのようにして敗北していったかは教わりません。

この本ではナチスがどのようにして降伏していったが克明に描かれています

ヒトラーの最後の賭け「アルデンヌ攻勢」などについても描かれています。

徐々に人心がヒトラーから離れていく様子も見物です。

戦争末期の国の様子を知れる

二つ目のオススメポイントは、「戦争末期の国の様子を知れる」です。

この『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』はナチスドイツの1944年~1945年の様子を描いています。

戦争末期の国はどのような心理になっているのかがよくわかるように描いてあります。

例えば、「敗北すれば国が無くなる」、「敵に捕まるぐらいなら死んだ方がまし」などの考えです。

戦争末期の治安の話などもあります。

戦争末期の国はもはや無法地帯です。

ナチスドイツも徐々に統制がなくなっていったようです。

そうしたことが興味深く描かれています。

ナチスの狂気を知れる

三つ目のオススメポイントは、「ナチスの狂気を知れる」です。

この『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』の一番の魅力はここです。

ナチスドイツという国がいかに狂っているかがひしひしと伝わってきます。

負けが確定しているのに誰もヒトラーに逆らわない。

そんな異常な状態を分析しています。

カルト集団にも通じる分析ですので非常にオススメです。

まとめ

  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』はナチスが降伏するまでの約十ヶ月が描かれている
  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』では第三帝国がどのように終焉したかが分かる
  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』はナチス研究の世界的権威の著書
  • 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』はナチスについて学ばせてくれる

今回は『ナチ・ドイツの終焉 1944‐1945』についての記事でした。

この記事に載せれていない内容もたくさんあります。

ご興味があればぜひご一読ください。