おもしろトリビア「ピダハン」紹介&解説!

人文科学

こんにちはロウシです。

いつも記事を一読してもらってありがとうございます。

今回は私が「ピダハン」という本を読んでおもしろいと思ったところを紹介します。

ピダハンとは一体何なのでしょうか。

今回の記事を読んででわかることはこういったことです。

  • 「ピダハン」の面白いところところ
  • 我々の常識がいかにちっぽけか

ピダハンとは何か

ピダハンはアマゾン川流域の少数民族のことです。

この本は著者のピダハンとの生活を描いたノンフィクションです。

ピダハンという民族はすごいです。

我々がよく使う概念がありません。

例えば右/左の概念などがそうです。

この本は驚愕の連続です。

ただ著者の主張は専門家の方から批判されています。

ですのでこの本は学問的な本としてではなく教養の一つとして読んでいただければとおもいます。

著者への批判のリンクを載せておきます。


https://left-over-junk.hatenablog.com/entry/20120602/p2

ピダハンの特徴

今からピダハンの特徴でおもいしろいとおもった事を書いていきます。

ただピダハンの特徴はここで紹介している以上にあります。

詳しくは読んでみてください。

右/左の概念がない

まず右/左の概念がありません。

これは衝撃です。

じゃあどうやって方向を示すのかと思います。

ですがジャングルの中じゃ「あの木の近く」のように物の場所を示せるので右や左といった概念がひつようないのです。

もう初っぱなから驚きの連続です。

ですがもっと驚くことがたくさんあります。

数の概念がない

ピダハンには数の概念がありません。

「えっっっっっっっっ」と私は思いました。

数ですよ?ないとかないんじゃないかと思いました。

ピダハンにも「たくさん」のような概念はあるらしいです。

ところが、1,2,3みたいな自然数というか数がないのです。

数える必要もないからかもしれません。

色の概念がない

ピダハンには色の概念がありません。

これも驚きのポイントです。

正確に言うと無いわけではないです。

例えば「緑」をまだ熟していない果実のようなみたいに表現します。

すごく回りくどいです。

これも同じ色がたくさんあるジャングルならではのことかもしれません。

創世神話もない

最後に創世神話もありません。

私はこれが1番驚きました。

神話はどこの民族にもあるものだとおもっていました。

彼らは自分達が経験した物以外を信じようとしません。

そして受け入れようとしません。

創世神話はその民族の成り立ちや世界の成り立ちを説明する物です。

それが無いのはものすごいことです。

「ピダハン」を読んで学べること

「ピダハン」を読むと何が学べるのでしょうか。

いまからそれを書いていきます。

ただこれはあくまで個人的な考えです。

ピダハンのおもしろさ

まずピダハンのおもしろさを知れます。

先程紹介しましたが、ピダハンには数字がなかったり、不安という概念がなかったりします。

これはすごく不思議でおもしろいです。

そういったことが知れるのがこの本の良さだと思います。

ただ著者の主張は専門家の方から批判されています。

ですのでこの本は学問的な本としてではなく教養の一つとして読んでいただければとおもいます。

著者への批判のリンクを載せておきます。


https://left-over-junk.hatenablog.com/entry/20120602/p2

常識の小ささ

この本を読むと常識のくだらなさを学べます。

我々が正しいと思っていることの大半は無意味な思い込みだったりします。

そういった事をこの本はすごくおもしろく気づかせてくれます。

常識という概念を扱うのは難しいです。

ですが考えることに意味があると私は思います。

「ピダハン」がおすすめの人

「ピダハン」がおすすめの人はこういった人です。

  • 先住民について知りたい人
  • トリビアを知りたい人
  • 常識を覆したい人

ここにあてはまる人は読んで損はしないでしょう。

「ピダハン」がおすすめではない人

「ピダハン」がおすすめではない人はこういった人です。

  • 先住民に興味がない人
  • トリビアに興味がない人

ここにあてはまる人はおそらく読んでも楽しめないでしょう。

まとめ

今回は「ピダハン」についての記事でした。

この記事に載せれていない内容もたくさんあります。

ご興味があればぜひご一読ください。